父親がクレーン・大型重機オペレーターとして働いていたこともあり、子供の頃からカッコいいと思っていたのが理由です。父親からどんな仕事なのか良く聞いていて自分もオペレーターを目指したいと思うようになりました。オペレーターとしてのポイントは大きな事故を起こさないよう安全を一番大切に考えて作業を行う事だと考えています。
クレーン・大型重機は基本的に人の手ではできない大がかりな作業を行うときに操作するものですが、現場によっては細かい作業が必要とされるので細かい操作技術が身に付きました。慎重に作業する必要もあったので集中力も身に付きました。車の運転免許をすんなり取れる人、機械を操作するのが楽しいと感じる人に特に向いている仕事だと思います。
思っていた通りの操作ができたときはやりがいを感じます。長く掛かりそうな現場でも事故を起こすことなく全ての作業を終えた時には達成感がありました。現場によって状況が変わるので難しいことも多いですがそれだけ経験を積むことができますし、状況に応じて適切な作業ができたときや目に見えて作業が進んでいく過程を見るとやりがいを感じます。
機械を動かしたり、運転したりすることが好きだったため、機械・運転に関わる仕事をしたいと常々考えてきました。最初は、バスやトラックなどの運転業務に就こうかと思っていたのですが、大型の機械を目にした時、自分が本当にやりたかったのは機械を動かす仕事なのだと確信したため、重機を運転する仕事を始めることにしました。
重機というのは、一種類に限られるものではなく、非常に多くの種類があることを知りました。そのため、1つの重機を運転することができるようになっても、別の機械を運転するためにはさらなる練習が必要です。クレーン・大型重機の仕事に携わるようになってから、さまざまな機械を適切に操作するスキルを習得できるようになりました。
普通自動車などを運転しているのとは異なり、壮大なスケールで作業をすることができるので、大きな達成感を得やすいのが特徴です。クレーンをはじめとした大型の機械は、少し操作を間違っただけで重大な事故につながってしまうものなので、強い責任感を持って仕事をすることになり、緊張感・モチベーション・やりがいを感じられるのです。
人はより快適な暮らしをするために、街に大きなビルやマンションを建てたり、川に大きな橋を架けたり、展望をよくするため海岸を整備したりします。これらの建設は、人力だけで成し遂げられるものではありません。重量物を運搬して組み立てていくためには機械の力が必要となります。その機械を操縦し物づくりに貢献する仕事がクレーン・大型重機のオペレーターです。
操縦する建設機械の種類には、パワーショベル、ブルドーザー、ロードローラーなどいくつもあります。これらの建設機械を現場で操縦するためには、それぞれ専門の資格を取得する必要があります。物を吊り上げたり、土を掘ったりするのは全て機械です。人はその機械に乗り操縦するだけです。肉体的な疲労は低く、自分に危害が及ぶようなことも少なくなります。自分の安全が守られている反面、周囲に危害を及ぼすリスクは高くなります。安全に効率よく業務を遂行していくためは、他の作業者との上手な連携が欠かせないのです。